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洗濯用液体石けんを使いまわす。洗浄剤の一本化で超節約。


石けんを「ミヨシ」から太陽油脂(株)の「パックスナチュロン」に取り替えました。

この石けんを家中のほかの用途に使いまわしするために、パックスナチュロンの各種石けん成分を調べました。その結果見えてきたこと、感じたこと、決めたことについてお伝えします。


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なぜ変更したか


ミヨシ石けんからパックスナチュロン石けんへ変更したのは以下の2つの理由からです。

パックスナチュロンの方が純石けん分が高濃度であることが1つ、あとはパックスナチュロンは成分表示がより詳しく書かれていると感じたことです。

ミヨシがよくなかったわけではありません。

1種類の石けんで、家中の石けんのすべての用途をまかなっていると、大容量でも減りが早いので、高濃度であることは重要です。

そのため、純石けん分40%のパックスナチュロン洗濯用液体石けんを選びました。ミヨシの濃度は30%でした。

シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、キッチン用、お風呂洗い用と、何にでも使うため、植物性の油を使用していることは安心材料になります。


家中すべての用途への使いまわしについて


洗濯用石けん」という商品名がついているものを、ボディ用や食器用に使うことに抵抗や違和感を感じますか?

その気持ちはわかります。そういうことをしても支障ないのだろうか?と思ってしまうかもしれません。しかし、その心配は無用なようです。

昔、ほかのメーカーの石けんを使っていたときでしたが、メーカーに電話して聞き出したことは「純石けんであれば何用であっても同じで、たとえ洗濯用と表示があっても食器を洗っても問題ない」、とのことでした。

歯切れよくすぐに、そう教えてくれたわけではありませんでしたが、結論はそういうことでした。メーカーとしては、何かの関係上、そのようなことは積極的には言わないのでしょう。

ミヨシ石けんに電話して聞いた人も、「無添加シリーズは石けん成分の濃さが違うだけで中身は同じである」「名前的に使いにくいけど中身は同じ」と教えてもらったそうです。(アマゾンレビューより)

表示をみても問題ないだろうことはわかるのですが、メーカー側からそのような言葉があったことを知ると、使いまわしの一歩が踏み出しやすくなるのではないでしょうか。

用途別の石けん成分


パックスナチュロンの、用途別商品ごとの成分をご紹介します。

●洗濯用液体石けん 主原料:ヤシ油、コメぬか
純石けん分(40% 脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウム)

●台所のせっけん 
純石けん分(25% 脂肪酸カリウム)

せっけんシャンプー
1.パックスシャンプー(主原料:精製ヤシ油)水、カリ石ケン素地、グリセリン、香料、クエン酸  
2.ナチュロンシャンプー (主原料:ひまわり油 )水、カリ石ケン素地、グリセリン、トコフェロール(天然ビタミンE)、香料(ローズマリー、ラベンダー、オレンジなどの精油)、クエン酸
3.オリ―シャンプー(主原料:オリーブ油)水、カリ石ケン素地、グリセリン、ムクロジエキス、スクワラン、トコトリエール、カミツレエキス、マンダリンオレンジ果皮油、オニサルビア油、ニュコウジュ油、クエン酸、エタノール

●洗顔用液体石けん
水、カリ石ケン素地、グリセリン、スクワラン、ムクロジエキス、モツヤクジュ油、ローズ水、ニュウコウジュ油、ウイキョウ果実エキス、エタノール 、クエン酸

●固形洗顔・浴用石けん
1.石ケン素地、ハイブリッドヒマワリ油、ホホバ油、トコトリエノール、ラベンダー油
2.石ケン素地、ハイブリッドヒマワリ油、ホホバ油、トコトリエノール、パルマローザ油、ニオイテンジクアオイ油、グレープフルーツ果皮油、クスノキ葉油

ハンドソープ 
水、カリ石ケン素地、グリセリン、トコフェロール、ヒノキチオール、エタノール、香料、クエン酸

●オリ―ボディソープ
水、カリ石ケン素地、グリセリン、スクワラン、ホホバアルコール、クエン酸、ニオイテンジクアオイ油、ローマカミツレ花油、ラベンダー油、コリアンダー果実油、クスノキ葉油、ウンシュウミカン果皮エキス、クマザサ葉エキス、トコトリエノール、エタノール

●お風呂洗い石けん 
純石けん分(10% 脂肪酸カリウム)、オレンジオイル
植物油(パーム、パーム核)を主原料とした液状石けんに、油汚れに強いオレンジオイル(オレンジの皮から絞ったオイル)配合。

●トイレ洗い石けん 
純石けん分(5% 脂肪酸カリウム)、アルカリ剤(炭酸塩)
泡スプレー式の植物性石けんが、トイレの便器やタンクの汚れをしっかり洗浄。 レモングラス、グレープフルーツなどの柑橘系の香りで、気分爽快!

上記の成分表示からわかること


液体石けんについてですが、大量の水に投入する洗濯用石けんの濃度がいちばん濃く作られています。

それに対して台所石けん、お風呂洗い石けん、トイレ洗い石けんは順に濃度が薄めになっています。

シャンプー、洗顔・浴用石けんには香り成分、うるおい成分が含まれています。

ハンドソープには香り成分、うるおい成分に抗菌成分が追加されています。

洗顔用液体石けん、ボディソープ、ハンドソープにはアルカリ中和剤のクエン酸が入っています。

「香料」について。規制上、天然であっても成分表示には「香料」としか表示できないのですが、パックスナチュロンの場合、天然香料が使われているようです。

洗濯に使う石けん


合成洗剤から石けんに変えて体のかゆみがおさまった、アトピーがよくなってきたなどはよく耳にします。

「石けん水では植物や小動物は死なない」けれど「合成洗剤では植物や小動物は育たずに死ぬ」のです。

合成洗剤の何が問題かについて→ ここ50年くらいの間に急激に病が増えてきたのはなぜ?

合成洗剤と比べると、使い勝手が良いとはいえない石けんですが、がんばって使いこなす意義は絶大だと思います。

洗濯機に石けんを使う場合は、液体石けんは非常に不経済なので粉石けんが向いていると思います。液体用洗濯石けんは、粉石けんをメインに使っている方が補助として使うとよいようです。

お湯でよく溶かして入れた粉石けんが実際に洗濯機をまわしてみて少し不足していると思われたときに加えます。新たに粉石けんを溶かす代わりに追加分を液体石けんでまかなう、という使い方です。

私は、基本的に洗濯に石けんを使っていません。セスキ炭酸ソーダで浸け置き洗いをしています。汚れのひどいものは固形の洗濯石けんで手洗いしてから洗濯機に入れます。

私も以前はずっと粉石けんを使っていました。その後、考えが変わりました。よほどの汚れは別として、たいていのものは軽い汚れ落としでいいのだ、と思うようになりセスキ炭酸ソーダに変えました。

1本で使いまわすことのメリット


何種類もの商品を、切らしてはいけないと気を使う必要がなくなります。ズボラでいてもいいのです。

節約効果もばかになりません。何種類もの石けんを随時買うのと、1本を家中の用途に使いまわすのとではかかる費用が全然ちがいます。ここで実際に計算してみましょう。

パックスナチュロン 洗濯用液体石けん 詰替用 4000ml\2034を1本アマゾンで購入しました。それをもとに濃度25%台所のせっけん、10%のお風呂洗い用石けん、5%のトイレ洗い用石けんを作るとします。

台所の石けん450mlが12本 \4180分
お風呂洗い石けんが6本 \2922分
トイレ洗い用石けんが5本 \1955分

合計で¥9057です。


石けん濃度の計算上、上記のもの全部ができます。\2034が\9057へ変化するのです。何種類も買う代わりに1本で使い回すことで4、5倍の価値が生まれます。
(※換算は濃度が明示されているものを対象に行いました)

私が、実際に洗濯用液体石けんから作り置きするのは、「台所せっけん」と、「ボディソープ兼シャンプー」と、洗面所用の「ハンドソープ」の3本です。すべて泡のポンプに入れています。

水でうすめる代わりに醗酵液を2、3割程度加えます。醗酵液には洗浄効果があります。いつでも簡単に作れる発酵液はこちらです。→湯シャンがグレードアップする「発酵液」のご紹介

クエン酸も用途により適宜加えます。

もちろん、液体石けんはいっぺんに薄めたりせず、泡ポンプ1本がなくなるごとに作ります。ボディソープの濃度は記載がなかったのですが、私は台所用と同程度に薄めています。

1本で使いまわすことのもう1つの大きなメリットは在庫置き場をすっきりさせておけるところです。

後書き(2018.10)


パックスナチュロンの濃度が濃いからとミヨシから変更して、使い回すことで大変な節約効果がある、と書いたのですがパックスナチュロンの臭さに閉口してミヨシに戻しました。(半年前ころ)

慣れるかもしれないとしばらく我慢して使い続けたのですが、我慢の限界でした。元々それほど我慢する必要がないですし。

パックスナチュロンの40%に対して、ミヨシの30%。各用途に使いまわすことでパックスナチュロンは、約「4~5倍」の価値となりました。それをミヨシの場合は?と計算すると「3~4倍」でした。

節約効果は多少減りますが、ストレスなく使い続けられるミヨシを選んだことをご報告しておきます。(どんでん返しとなりますが)

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