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重曹でよみがえる食品の鮮度。腐敗と食中毒のちがいも。
掃除や洗濯や汚れ落としによく使われる重曹ですが、食材をおいしくしたり食費の節約になったりする重曹の活用法のご紹介です。
重曹お使い始めて20年くらいになります。重曹の活用法の本を買ったのがきっかけでしたが、使いながら自分なりの使用法が広がり、今では生活の必需品になっています。
重曹にはいろんな特徴がありますが、この使い方は消臭効果とアルカリ性であるという特徴を生かした活用法です。
・買ってきたものの鮮度がいまいちだと思えるとき
・うっかり冷蔵庫に入れっぱなしにして食材を古くしてしまったとき
そんなときの方法です。対象は肉・魚・貝類、もやしなど、やってみようと思えるものでしたら何でも。
ここで注意したいのは、明らかに腐敗している場合は対象外であることです。腐敗しているものは思い切って捨てましょう。
鮮度的に気になるけど腐敗までしていないものを、重曹を使うことで、鮮度がよみがえったような状態にする裏ワザです。
「腐ったものを食べると中毒を起こす」のような認識が一般的だと思いますが、仮に腐敗した食品を食べてたとしても下痢、嘔吐など特定の症状はみられないのだそうですよ。
これに対して、食中毒はどうかというと、
とのことです。
ですから、腐敗とわかるものより、はっきりした変化のないものの中に食中毒の危険は潜んでいるのですね。
死亡率の高い食中毒です。私も過去に2回、かかったことがありました。1回目は某一流ホテルに勤めていたときの社食、2回目はスーパーで買った「カニ」が原因と思われました。生きた心地がしませんでした。
食中毒は外食のようなイメージがありますが、なんと家庭内の方が多いとのことです。家庭内での食中毒の死亡率は、飲食店の4倍以上であるというデータがあるそうです。
以上、腐敗に関連して、食中毒について調べたことを書いてみました。腐敗が食中毒の直接の原因ではない、とわかったものの、食中毒をどのように防ぎ切れるのかはむずかしい問題です。
とにかく、手洗いや食材の洗浄やまな板の衛生、調理法には気を抜いてはいけない、ということがわかります。
では、重曹で食材の鮮度をよみがえらせる具体的な方法です。たとえば「もやし」の場合ですと次のようにします。
水洗いを1、2回してから水を切ります。それをボールに入れて、重曹をたっぷり目にかけてよくかき混ぜます。(もやし1袋に大匙1前後の重曹)
それから水で何回か洗います。ここで臭いを嗅いでみると無臭となっていているはずです。ほかの食材もだいたいこの要領でやります。肉のかたまりでしたらカットしてからの方が効果があると思います。
多少臭いのついたものをがまんして食べたりする必要がなくなり、気持ちよくおいしくいただけると思います。
買ってきてすぐに食べそびれてしまった魚介類は醤油漬けや粕味噌漬けにしておくことが多いです。味をつけずにそのまま使いたい場合には、臭いがつく前に重曹処理をした上でチルドスペースに入れています。
食品衛生上でも、栄養上でも、買ってきた生ものはすぐに使うのがいちばんですね。
食材に対してこんなときに重曹を
重曹にはいろんな特徴がありますが、この使い方は消臭効果とアルカリ性であるという特徴を生かした活用法です。
・買ってきたものの鮮度がいまいちだと思えるとき
・うっかり冷蔵庫に入れっぱなしにして食材を古くしてしまったとき
そんなときの方法です。対象は肉・魚・貝類、もやしなど、やってみようと思えるものでしたら何でも。
腐敗以前のものに
ここで注意したいのは、明らかに腐敗している場合は対象外であることです。腐敗しているものは思い切って捨てましょう。
鮮度的に気になるけど腐敗までしていないものを、重曹を使うことで、鮮度がよみがえったような状態にする裏ワザです。
腐敗したものを食べるから食中毒にかかるのではない?
「腐ったものを食べると中毒を起こす」のような認識が一般的だと思いますが、仮に腐敗した食品を食べてたとしても下痢、嘔吐など特定の症状はみられないのだそうですよ。
これに対して、食中毒はどうかというと、
食中毒は食品衛生上問題となる特定の病原微生物が食品中で増殖、または毒素を生産し、それを食べた人にその微生物特有の症状をおこすもので、食品は外見上、著しい変化を伴わないことが多いので、臭いや見かけで判断することは難しい。
引用 - 三井農林株式会社 食品微生物講座
とのことです。
食中毒。見極めがむずかしいからなお恐ろしい
ですから、腐敗とわかるものより、はっきりした変化のないものの中に食中毒の危険は潜んでいるのですね。
死亡率の高い食中毒です。私も過去に2回、かかったことがありました。1回目は某一流ホテルに勤めていたときの社食、2回目はスーパーで買った「カニ」が原因と思われました。生きた心地がしませんでした。
食中毒は外食のようなイメージがありますが、なんと家庭内の方が多いとのことです。家庭内での食中毒の死亡率は、飲食店の4倍以上であるというデータがあるそうです。
以上、腐敗に関連して、食中毒について調べたことを書いてみました。腐敗が食中毒の直接の原因ではない、とわかったものの、食中毒をどのように防ぎ切れるのかはむずかしい問題です。
とにかく、手洗いや食材の洗浄やまな板の衛生、調理法には気を抜いてはいけない、ということがわかります。
重曹をまぶす
では、重曹で食材の鮮度をよみがえらせる具体的な方法です。たとえば「もやし」の場合ですと次のようにします。
水洗いを1、2回してから水を切ります。それをボールに入れて、重曹をたっぷり目にかけてよくかき混ぜます。(もやし1袋に大匙1前後の重曹)
それから水で何回か洗います。ここで臭いを嗅いでみると無臭となっていているはずです。ほかの食材もだいたいこの要領でやります。肉のかたまりでしたらカットしてからの方が効果があると思います。
多少臭いのついたものをがまんして食べたりする必要がなくなり、気持ちよくおいしくいただけると思います。
買ってきてすぐに食べそびれてしまった魚介類は醤油漬けや粕味噌漬けにしておくことが多いです。味をつけずにそのまま使いたい場合には、臭いがつく前に重曹処理をした上でチルドスペースに入れています。
食品衛生上でも、栄養上でも、買ってきた生ものはすぐに使うのがいちばんですね。
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