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グルテンフリー生活1か月後、「グルテン中毒」が治っていた。
7月から始めていたグルテンフリー生活。8月のとある日に終了となりました。小麦粉を1ヵ月あまりの間やめた体験の感想をご報告します。
突然のグルテンフリー終了
その日にグルテンフリー生活を終了しようと思っていたわけではありませんでした。
お盆で夫の実家へ行ったときに、兄嫁さんが私用にえびフライを出してくれたのです。
ほかの人たちはフライドチキンを食べていました。肉を食べない私を気づかい、わざわざエビフライを3匹買ってきてくれたのです。
ありがたくあっさりとエビフライをいただいたことで「グルテンフリー終了」となりました。
まったくつらくなかったグルテンフリー生活
記録を見たら、グルテンフリー生活を開始してから、1ヵ月と3日での終了とわかりました。
グルテンフリーを始めようと思ったきっかけはこちらです。→グルテンフリーの意味も知らなかった私がグルテンフリー生活を始めたわけ
以前はパスタ、手打ちうどん、手作りパン、手作りケーキ・クッキーと小麦粉大好きだった私です。ところが、1ヵ月を過ぎてもまだまだ続けられそうなほどに小麦粉抜きは平気でした。
つるつるっと麺類を食べたくなった時には十割そばを食べました。おそばは好物です。あと、長女が米粉でクッキーを作るようになっていました。米粉のクッキーはサクサクしてとてもおいしいと思いました。
醤油はどうなのか?
グルテンフリー中も醤油はOKにしました。「醤油に含まれる小麦は醗酵・貯蔵の過程でグルテンの成分はなくなる」との説を都合よく採用してのことです。
小麦粉製品をもりもり食べる場合とくらべたら、醤油のグルテン成分が残っていたとしてもごくわずかだとも思います。
(アレルギーの方は、醤油の摂取によって症状が悪化する場合があると思いますので慎重にされる方がよいと思います)
長女と息子も、私がエビフライを食べたのと同じような時期に、離れて住む次女が運んできたクッキーを食べていました。グルテンフリーを、3人がほぼ同時期に終了したことになります。
小麦粉製品をがっつり食べてみました
せっかくみんながグルテンフリーを終えたのだから、と子供たちとトマトたっぷりのパスタをがっつり食べてみました。だれにも変化はありませんでした。
何も変化を感じないなんて、私たちはよほど鈍感なのだろうか、と言い合っていました。
何も変化がない、と思ったあとで気がついたこと
しかし、あとでよくよく考えると、思い当たることがありました。
「小麦中毒」と「満腹飢餓」が治っていました。今、思い立って体重計にのってみたら「2キロ」減っていました。特に減量などしていませんでした。
以前はピザが無性に食べたくなって買ってくることがありました。お腹がすいていないのに小麦粉製品に手を延ばしていました。
その上、いくらでも食べ続けて止まらないことがよくありました。気づかないまま小麦中毒・満腹飢餓におちいっていたのです。今はそれらがおさまっています。
今後の小麦粉製品の摂取はどうするのか?
グルテンを除去することで、小麦中毒と満腹飢餓が治ったようだと気がついている現在でも、厳密にグルテンフリーを続けていこうとはしていません。かといって以前のような小麦食べ放題にもならないでしょう。
食べる機会があったときにあえて避けずに自然に食べるでしょう。主食として食べるのはおそらく週に1回くらいになると思います。たまに食べてみよう、という感じで。
グルテンは食べ過ぎないだけでも意義があるようですので、グルテンとはそのようなつき合い方をしていくことになるのではないか、と予想しています。
やってみよう、やってみなければわからない
そのようになれたのも、一定期間、厳密なグルテンフリー生活をしてみた結果ではなかっただろうか、と思えます。やってみて良かったと思います。
小麦粉大好き人間の長女が、小麦粉ざんまいをせずに満足して食生活を送れていること。それは奇跡的ですし大きな収穫です。
それにはこのような事情があるのです。→長女はうつ病ではなく、低血糖症だったのかもしれないと思う理由
グルテン不耐症(グルテンアレルギー)が低血糖の原因と言われていて、小麦粉大好きで低血糖の場合は要注意なのです。
アレルゲンとなりうるものは食べ過ぎるとアレルギーになる、ということがあるようですから。
(アレルゲン:アレルギーを引き起こすもの)
なにはともあれ、グルテングリーの意味さえ知らなかった小麦好きの私たち親子が、グルテン中毒から逃れられたのは事実です。ものごとはやってみなければわからないものです。
時が過ぎてまたいつの間にかグルテン中毒や満腹飢餓に陥っていることは十分ありえます。治療の意味でグルテンフリー生活は1年に1回くらいやってみたいものだと思います。
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