ホーム ≫ 断捨離・掃除・片付け ≫ ミニマリストだった独身時代。自分の過去を検証して現在に生かす試み。
ミニマリストだった独身時代。自分の過去を検証して現在に生かす試み。
Days:2016.06.10 Categories:断捨離・掃除・片付け
Comment:0
自分が過去においてミニマリストだったと初めて気づきました。すでにものは溢れていた時代でしたが。
片づけられない現在の自分が、過去の自分から学べることはあるのか。あるとしたらどんなことかを検証してみました。
片づけられない現在の自分が、過去の自分から学べることはあるのか。あるとしたらどんなことかを検証してみました。
私がミニマリストだった(と今思える)のは実家を出てから結婚するまでの22~28才までです。今から40年くらい前のことです。
22~26才までは英国ロンドンでアルバイト生活をして暮らしていました。ロンドンでは5回引っ越しました。持ち物が少ない私は毎回「ブラックキャブ」と呼ばれるロンドンタクシーで簡単に引越しができていました。
その間に一度空き巣に入られました。ロンドンの観光やエンターテイメントの中心地、ピカデリー・サーカス近くのシャフツベリー・アベニューという都会のど真ん中に住んでいたときです。
たまたまの縁で、そこにある建物に住居を持っている人から一室を間借りしていたのです。高いビルのトップフロアですが外部から侵入した様子でした。
私の部屋も荒らされていましたが、コートとトランジスターラジオだけとられていました。持ち物が少なくてそれくらいしか本当に取りたいものはなかっただろう、と思いました。
いずれ帰国するつもりである仮住まいのためにものを増やさなかった、と見ることもできますが当時は何も意識してはいませんでした。
3年半のロンドンでの生活を引き払って帰国するときにも、ミニマリストだった私はさして困ることもありませんでした。スーツケースのほかには船便で段ボールを一個くらい送ったのかもしれません。
帰国してほどなく、虎ノ門にある「ホテルO」のフロントで外貨両替の仕事をするようになった私は社員寮に入りました。
給料ががどんどん上がっていた時代でしたが物はあまり買いませんでした。節約していたからではありません。必要だと感じることが少なくて買いたいものがなかったのでした。
ものがないため、狭い部屋でも広く感じられていました。
会社は制服だったのでとくに洋服に気をつかう必要もなく、素敵な洋服がほしいという気持ちもなかったのです。今思えばそんな私によく結婚相手が現れたものです。
一人暮らしの振り出しがロンドンでの仮住まいであり、そのときの暮らしぶりが身についていたのかもしれません。今考えると終始みすぼらしかっただろうと冷や汗ものでもありますが。
こだわりというものがあまりなかったようです。持っていたのは布団と、必要最小限のいいかげんな衣服と、少しの自炊道具と数個のカラーボックスだけでした。
冷蔵庫と洗濯機は、中学のときの友人が引越しで不要になるからと譲ってくれたので途中から所有することになりました。
そんな調子なのでお金は貯めようとしなくても貯まる一方でした。毎月の給料から貯まるし、ボーナスはほぼ丸残りです。
一人暮らしの母に毎月1万5千円、ボーナスで多分3~5万くらい仕送りをしていましたが、影響なく貯まりました。
母は私が結婚するときに着物や嫁入り道具を買ってくれるためのお金の一部にそれを充てたようです。
勤めて1年くらいのときに、同僚と、貯金がいくらあるかという話になりました。私より何年も長く勤めている彼女が私の数分の一くらいの貯金しかないと聞いて驚いたのを覚えています。
数年間勤めただけで、結婚するときにはまとまったお金ができていて、結婚後に持家マンションを買うときの一部として大いに役立ちました。
派手なことはしなかったと思いますが対外的にケチケチしていたのではありません。自分には締まり屋だったかもしれません。
(締まり屋:倹約家。けち。weblio辞書より)
外で飲食のために構わずにお金を使うことは好きではありませんでした。それは今でも変わりません。
インターネットのない時代でしたが、本や雑誌からの情報を取り入れて生活をもっと充実させればよかったのに、と思います。
今は本は好きでよく買いますが、ADHDのせいか、最初から最後までという読み方は滅多にできません。
片づけ本を一度も読んだことのない私の事情はこちらのさいごあたりに書いてあります。→『片づけ本』を読めない私が混乱の中で選択してきた10のこと
また、健康管理がまるでなっていませんでした。一人住まいのときはお腹のまわりに粉が吹いていました。それはビタミン・ミネラル等の不足です。疲れやすく体調を崩しやすかったのもそのせいです。
当時は浅はかで気づかなかったのですが、健康管理にもっと気を遣い、そのためにはもう少しお金を使って生活するべきでした。
ミニマリストだった当時、押し入れがもので詰まっていることはなく、あふれかえる雑品にうんざりしたこともなく、片付いた生活がしたいのにできないという思いに悶々とするようなこともありませんでした。
その理由を考えてみました。
1.所有欲が少ない。
2.安いからとものを買わない。
3.なくても困らないものは買わない。
4.同じ用途のものを複数持っていない。
5.贈答品はほとんどない。
6.衣服の数がものすごく少ない。
6番については特に、22~26才の間に買った洋服は数え上げられるほど少ないです。
この中から今の自分はどんなことを学べるだろうか、と考えてみました。
「衣服を減らす」ことと「安いからとものを買わない」この2点が現在の自分が学ぶべきことだと思いました。シンプルに暮らすために欠かせないことがらではないでしょうか。
ロンドンで初めての一人住まい、ミニマリストとなる
22~26才までは英国ロンドンでアルバイト生活をして暮らしていました。ロンドンでは5回引っ越しました。持ち物が少ない私は毎回「ブラックキャブ」と呼ばれるロンドンタクシーで簡単に引越しができていました。
ロンドンで泥棒にあう
その間に一度空き巣に入られました。ロンドンの観光やエンターテイメントの中心地、ピカデリー・サーカス近くのシャフツベリー・アベニューという都会のど真ん中に住んでいたときです。
たまたまの縁で、そこにある建物に住居を持っている人から一室を間借りしていたのです。高いビルのトップフロアですが外部から侵入した様子でした。
私の部屋も荒らされていましたが、コートとトランジスターラジオだけとられていました。持ち物が少なくてそれくらいしか本当に取りたいものはなかっただろう、と思いました。
帰国する
いずれ帰国するつもりである仮住まいのためにものを増やさなかった、と見ることもできますが当時は何も意識してはいませんでした。
3年半のロンドンでの生活を引き払って帰国するときにも、ミニマリストだった私はさして困ることもありませんでした。スーツケースのほかには船便で段ボールを一個くらい送ったのかもしれません。
東京でもミニマリストのままだった独身時代
帰国してほどなく、虎ノ門にある「ホテルO」のフロントで外貨両替の仕事をするようになった私は社員寮に入りました。
給料ががどんどん上がっていた時代でしたが物はあまり買いませんでした。節約していたからではありません。必要だと感じることが少なくて買いたいものがなかったのでした。
ものがないため、狭い部屋でも広く感じられていました。
会社は制服だったのでとくに洋服に気をつかう必要もなく、素敵な洋服がほしいという気持ちもなかったのです。今思えばそんな私によく結婚相手が現れたものです。
一人暮らしの振り出しがロンドンでの仮住まいであり、そのときの暮らしぶりが身についていたのかもしれません。今考えると終始みすぼらしかっただろうと冷や汗ものでもありますが。
こだわりというものがあまりなかったようです。持っていたのは布団と、必要最小限のいいかげんな衣服と、少しの自炊道具と数個のカラーボックスだけでした。
冷蔵庫と洗濯機は、中学のときの友人が引越しで不要になるからと譲ってくれたので途中から所有することになりました。
ミニマリストはお金も貯まりがち
そんな調子なのでお金は貯めようとしなくても貯まる一方でした。毎月の給料から貯まるし、ボーナスはほぼ丸残りです。
一人暮らしの母に毎月1万5千円、ボーナスで多分3~5万くらい仕送りをしていましたが、影響なく貯まりました。
母は私が結婚するときに着物や嫁入り道具を買ってくれるためのお金の一部にそれを充てたようです。
勤めて1年くらいのときに、同僚と、貯金がいくらあるかという話になりました。私より何年も長く勤めている彼女が私の数分の一くらいの貯金しかないと聞いて驚いたのを覚えています。
数年間勤めただけで、結婚するときにはまとまったお金ができていて、結婚後に持家マンションを買うときの一部として大いに役立ちました。
派手なことはしなかったと思いますが対外的にケチケチしていたのではありません。自分には締まり屋だったかもしれません。
(締まり屋:倹約家。けち。weblio辞書より)
外で飲食のために構わずにお金を使うことは好きではありませんでした。それは今でも変わりません。
ミニマリストだった私が、必要だったのにしなかった、と今思えること
インターネットのない時代でしたが、本や雑誌からの情報を取り入れて生活をもっと充実させればよかったのに、と思います。
今は本は好きでよく買いますが、ADHDのせいか、最初から最後までという読み方は滅多にできません。
片づけ本を一度も読んだことのない私の事情はこちらのさいごあたりに書いてあります。→『片づけ本』を読めない私が混乱の中で選択してきた10のこと
また、健康管理がまるでなっていませんでした。一人住まいのときはお腹のまわりに粉が吹いていました。それはビタミン・ミネラル等の不足です。疲れやすく体調を崩しやすかったのもそのせいです。
当時は浅はかで気づかなかったのですが、健康管理にもっと気を遣い、そのためにはもう少しお金を使って生活するべきでした。
ミニマリストだった自分から、今の自分が学べること
ミニマリストだった当時、押し入れがもので詰まっていることはなく、あふれかえる雑品にうんざりしたこともなく、片付いた生活がしたいのにできないという思いに悶々とするようなこともありませんでした。
その理由を考えてみました。
1.所有欲が少ない。
2.安いからとものを買わない。
3.なくても困らないものは買わない。
4.同じ用途のものを複数持っていない。
5.贈答品はほとんどない。
6.衣服の数がものすごく少ない。
6番については特に、22~26才の間に買った洋服は数え上げられるほど少ないです。
この中から今の自分はどんなことを学べるだろうか、と考えてみました。
「衣服を減らす」ことと「安いからとものを買わない」この2点が現在の自分が学ぶべきことだと思いました。シンプルに暮らすために欠かせないことがらではないでしょうか。
スポンサーリンク
- バスタオルが古くなったらどう処分する?節約で便利な活用法。
- タンスの引き出しひとつ分を断捨離・整理してみてわかった多くのこと
- ミニマリストだった独身時代。自分の過去を検証して現在に生かす試み。
- 断捨離のチャンスを逃したいきさつと今後の対策
- アルバムの断捨離を実行。納得できる写真整理とは?