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「かえし」で楽しいキッチンライフを。超簡単でおすすめな作り方。
私が長年作り続けて便利に使っている「かえし」の、超簡単な作り方に気づいたのでご紹介します。
「かえし」はとにかく便利
「かえし」は、言い尽くせないくらいに便利でオールマイティな調味料です。まだの方も使ってみるとわかります。
過去記事
素早く簡単に仕上げるための1本の調味料
簡単においしい料理が作れる必須アイテム「かえし」
出しのほかはこれ1本でいいのです。あれが足りないこれが足りない、と何度も別のボトルを持ちかえて追加しなくて済むのです。
煮ない「かえし」
ふつう「かえし」は煮て作るのですが、この「かえし」は、煮ないでボトルに材料を注ぐだけです。
なぜ煮なくていいのか
かえしは砂糖を使うレシピがほとんどのようですが、私が作っているものは砂糖を使わないので、砂糖を溶かす必要がないから煮なくていいのです。(材料は醤油・酒・みりん)
すぐに作れるので切らすのも怖くない。調味料を煮て冷ましてボトルに詰めることはもう必要なく、合わせるだけでOKなのです。
もともと、かえしはほぼ煮て使うものです。煮ないでそのまま使う場合があっても特に支障はありません。みりんもお酒同様、飲み物ですから。
「切らしてはいけない」というストレスを重ねながら、気が遠くなるほど長い期間、煮て作ってきた後にやっと、煮なくていいと気づいた私。自称合理主義者と言っていますが完全に失格です。(反省)
かえしに砂糖を使わないのは、砂糖の害を減らすためです。
できるだけ砂糖を避けているつもりでも、知らず知らず摂ってしまっていますのでね。
黄金比のかえしの作り方
醤油・酒・みりんの 比率は「3:1:1」です。この割合でボトルに詰めて出来上がりとはなんとも簡単です。この比率は覚えてしまうと便利です。絶妙な黄金比であると私は思っています。
醤油・酒・みりんを使うので、そのいずれかの空きボトルを使って詰めると便利です。
黄金比かえしの由来
このかえしの由来は、お名前は忘れましたが、とある自然食研究家の自然の濃縮だしつゆです。
鰹節・昆布・椎茸のだしも入れて煮詰めて長期保存の効くだしつゆの作り方を著書に書いておられたものです。
その味が気に入って何年か作り続けていましたが、出しを入れて煮詰める工程と後始末が大変過ぎてギブアップ。その結果、出しを抜いて「かえし」の部分だけを活用してきました。
そうすることで手間が10分の1になりました。そして今回、煮ない作り方をすることでさらに10分の1の手間となりました。当初から見ると、手間は100分の1です。ほぼ手間なしのようなものですから。
煮物、あえもの、そばつゆなどの味付けはほぼこれだけでよく、天丼のたれなど甘味がもっと必要なときはみりんや黒砂糖をプラスします。
出しは鰹節・昆布でとるときと、簡単に生協の顆粒だし(化学調味料無添加)を使うときで使い分けでいます。余裕のあるときは鰹節・昆布でとります。
黄金比かえしの材料
醤油は本醸造のものをおすすめします。発酵食品としての本物を醤油を使うことが健康な食事作りの基本です。
みりんはみりん風調味料ではなく、本みりんをおすすめします。
酒についてですが、私は、料理酒に含まれる相当量と言われる塩(化学塩=精製塩)を警戒するために、料理酒は使わないことにしています。
砂糖は使わない
白砂糖やグラニュー糖などの精白糖は使いませんし、料理にはほかの砂糖もほぼ使いません。黒砂糖をごくまれに使うことはあります。
意図しなくても、加工食品や調味料類からたっぷりの精白糖を摂ってしまいがちです。
砂糖は脳の栄養とか、砂糖は天然の甘味料という宣伝文句を信じてはいけません。砂糖を摂りすぎることが諸悪の根源なのですから。私も甘党ですが、甘い砂糖の誘惑は本当に怖いのです。
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世の中から砂糖が無くなれば病気が大幅に減り、寿命も延びると思います。ヘルシーな料理を目指すとき、調味料は意外な盲点になります。
白砂糖も化学塩もどれだけ使われているかわからないのが市販調味料です。ただでさえ不足しがちなビタミン・ミネラルを体から奪い去るので要注意です。
健康的な料理作りに
作り方が面倒ではあまりおすすめできませんが、ほぼ手間無しで作れるとわかった今、この黄金比のかえしは絶対おすすめです。
時短で、気分的にもとても楽に健康的な料理作りが可能になるのですから。
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