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油がはねずおいしく仕上がる、合理的な「野菜いため」の作り方
合理的に野菜炒めを作る方法とは、いちばん初めに油ではなく野菜を入れる作り方です。参考になればさいわいです。
「最初に油」の「当たり前」をくつがえす
前炒め物をするときには、私も長年ごく当たりにフライパンに先に油をひくやり方をしていました。
しかし、「パチパチはねることがわかっていながら、わざわざ油をひいてから野菜を入れることは不合理だ、と感じるようになり逆にしてみたのです。
そうすると無駄な油はねがなく、スムーズに進むだけでなくおいしくできることがわかりました。
具体的手順
フライパンをある程度熱したら「火の通りにくい野菜」を入れて1、2分「から炒り」します。次に「油」を入れます。野菜の表面についた水分が蒸発しているので油はねしないですみます。

油とほぼ同時にしょうがやニンニクなど香りを出す目的のものも入れて炒めます。
最後に葉物やもやしきのこ類など「火の通りやすい素材」を入れて炒め、味付けをして仕上がりです。
なぜおいしくなるの?
おいしくなる理由は、事前に加熱して余分な水分をとばすからです。水洗いした野菜の水はよく切ってもかなり残ってしまいますが、この方法では、水は軽く切る程度で大丈夫です。
特に水がついていない玉ねぎやにんじんでも、表面部分の水分が加熱により蒸発してから油で炒めることで、油で素材のうまみを閉じ込めることができます。
この方法は野菜炒めに限らず、から炒りしてもフライパンにくっつく心配のないものであればどの料理にでも応用できます。よかったらいちどぜひ試してみてください。
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