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生姜糖は夏バテにおススメなおやつ。失敗しない生姜糖の作り方
生姜糖を作りました。初回は大失敗でトホホな結果となりました。2回目でなんとか成功にこぎつけました。1度失敗したからこその、失敗しない生姜糖の作り方をお伝えします。
なぜ生姜糖を作ろうと思ったのか
熱さやストレスで心身が消耗したようなときに、甘いものをつい食べたくなります。
そんなときに生姜糖を食べるなら、ほかのお菓子類を食べるよりかなりいいのでは?と思って調べてみました。
すると、生姜は万能薬で疲労回復、解毒、食欲不振の解消に有効で、夏バテ・熱中症にも非常に効果があるとわかったのでさっそく作ることにしました。
失敗の原因は?
1回目はいくら煮詰めても生姜糖らしくならないどころか、いつまでたっても飴状でした。それじゃいくら生姜入りでもショーガナイということで、
生姜を取り除いて、クッキングシートに棒状に流し固めてカットし、生姜のど飴にしました。(これはこれでおいしかったです)

失敗の原因は、「水を入れなかったこと」と「火が強すぎたこと」ではないかと思いました。水を入れなかったのは、茹でこぼした生姜からまだ水分が出るだろうから過剰になってはいけない、と思ったためです。
その点を改善して再挑戦したところ、こんどはちゃんと再結晶化して「生姜糖」ができました。
失敗から学んだ生姜糖の作り方をお伝えします。
生姜糖の材料
新生姜を買ってきました。

砂糖はこの砂糖を使いました。

塩は「ぬちまーす」です。

「ぬちまーす」はミネラルが豊富なおいしい塩です。生姜糖に塩を入れる人はあまりいないようですが、塩を入れるととても食べやすくおいしくなりました。麦茶を飲みながらこの生姜糖を食べると熱中症に効きそうです。
生姜糖の作り方手順
生姜

皮をこそげてから重量を計ります。約250gありました。
生姜はスライサーでスライスしました。

結果的に、スライサーでは仕上がりが薄すぎたので、次回はもう少し厚めにカットしようと思います。
これにたっぷりの水を入れて1度茹でこぼしました。「茹でこぼす」とは、「水から煮て沸騰したら煮汁を捨てること」を言います。(煮ながら水をこぼれさせなくていいです)
好みによって2、3回茹でこぼす場合もあるようですが、辛さが薬効だと思うので私は1回にしておきました。
一旦、生姜をザルにあけます。
ざるにあけた生姜を鍋に戻して砂糖250gと塩小さじ1/2、そして適量の水を入れて弱火で煮詰めはじめます。水の量はひたひた未満です。あまり多くはありません。

つきっきりではなく、何分かおきに混ぜに行きます。なかなか時間がかかります。煮詰める作業だけで70分くらいかかりました。

かなり煮詰まってきたところです。
しばらくずーっと変化なく進むのですが、あるころから急にカサカサと乾燥気味になります。そうなると急速に再結晶化が進み出来上がりとなります。

ざるにあけて天日干しにしたあと、乾燥剤とともに容器に入れました。
ざるに入れるときに平たくのばそうとしてみたのですが、大変なのであきらめました。もう少し厚みがあれば自然とのびるのではないかと思われました。


味は辛くておいしいです。
次にははちみつや黒砂糖やオリゴ糖で作ってみたいと思います。
失敗しない生姜糖の作り方の秘訣は「適量の水を入れること」と「弱火を心がけること」です。厚さは、スライサーで切るより少し厚めがよさそうです。
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